GuGuFin 財務整理ノート · 第4回
GuGuFin macOS MCP 設定ガイド:AI Agent で照会・照合・記帳
GuGuFin のローカル HTTP MCP Server を設定。Bearer Token、帳簿の読み込み、カード明細の照合候補、書き込み提案と確認、プライバシーを解説します。
GuGuFin macOS 版はローカル MCP Server を提供します。MCP 対応の AI Agent から収支、資産負債、投資記録を照会し、記帳提案を作成できます。接続前に MCP の機能と利用例をご覧ください。
必要なもの
- GuGuFin macOS メニューバー App と、使用する帳簿のバックアップ。
- ローカル Streamable HTTP MCP と Bearer Token 認証に対応したクライアント。
- 暗号化バックアップのパスワードと、設定・帳務内容を確認する時間。
Codex、Claude Desktop、Cursor などでは設定形式と通信方式の対応が異なります。最新の公式資料と GuGuFin が生成する接続先を使ってください。ローカル HTTP に直接対応しない場合、ブリッジが必要になることがあります。
1. 帳簿を読み込み、MCP を起動
- Mac 版 GuGuFin を開き、メニューバーからバックアップを読み込みます。
- パスワードを入力してワークスペースを解除し、使用する帳簿を確認します。
- MCP Server を起動し、App が生成する MCP JSON をコピーします。
2. 接続先と認証を設定
以下は汎用的な設定の形です。Claude Desktop やすべてのクライアントでそのまま使える設定ファイルではありません。URL、port、token は実行中の App からコピーし、プレースホルダーは使わないでください。
{
"mcpServers": {
"gugufin": {
"type": "http",
"url": "http://127.0.0.1:<APP_PORT>/mcp",
"headers": {
"Authorization": "Bearer <APP_GENERATED_TOKEN>"
}
}
}
}
接続先と Authorization ヘッダーをクライアントの設定形式に合わせます。token は認証情報なので、公開 issue、動画、共有文書には載せないでください。接続先は loopback 限定です。リモートのクラウド接続機能から、そのサービス自身の 127.0.0.1 を使って Mac に接続することはできません。
3. 書き込み前に照会を確認
まず Agent に利用可能な帳簿一覧を求め、名前、データ元、接続状態を確認します。その後、帳簿・期間・通貨を指定します。
指定の帳簿で先月の分類別支出を整理し、合計と上位3分類を示して。期間と通貨も明記して。
get_category_breakdown、get_cashflow、get_financial_report などのツールを利用できます。結果は帳簿の内容、更新日時、クライアントの機能に依存します。不足する情報は質問し、金額や取引を推測しないようにします。
カード明細の照合
カードと請求期間を選び、外部明細を Agent に整理してもらいます。preview_credit_card_reconciliation_match で照合候補を確認し、未照合や計上時期がずれた可能性のある取引を調べます。
候補は銀行が確定した照合結果ではありません。状態を更新する場合は propose_credit_card_reconciliation の提案全体を確認し、明示的に承認します。作業に不要な個人情報は隠してください。
書き込み提案と確認
対応する収入、支出、投資、定期支出の変更は提案から始まります。Agent が帳簿、口座、金額、日付、影響する記録を示し、ユーザーの明示的な承認後に confirm_write を呼び出します。
任意 SQL を実行するインターフェースではありません。必要事項を補い、帳簿間振替の通貨・対象など、各ツールの制限を確認してください。変更後はワークスペースを確認し、バックアップでスマートフォンに移す場合はメニューバーの書き出し機能を使います。
ローカル MCP とオフライン AI は同じではありません
サーバーはローカルで動作しますが、結果は選んだ Agent に渡されます。クラウド AI はそのサーバーで処理する場合があり、保存・学習の方針はサービスとアカウント設定によって異なります。iCloud 有効の帳簿は Apple 経由でも同期されます。
照会対象は現在読み込まれている帳簿です。バックアップや保存済み価格を、銀行の現在残高やリアルタイム株価とみなさず、更新日時を確認してください。
接続できないとき
- 停止・ロック中: メニューバーで MCP とワークスペースの状態を確認。
- 古い接続先・token: 設定をコピーし直し、token 更新後はクライアントも変更。
- 通信方式・ヘッダー未対応: クライアントの資料とブリッジを確認。
- 記録が見つからない: 帳簿、期間、請求周期、バックアップ・同期日時を確認。